2011年9月3日土曜日

Corei7 2630QM搭載のK53Eがとても安い(55955円)

 ASUSのK53E(Corei7 2630QM)がとても安いです。K53E(Corei5 2410M)とアマゾンでは1000円も違わない値段です。(異常?)

 さて、Corei7 2630QMのスペックですがHT付きの4コアなので8スレッドです。Corei5 2410MはHT付きの2コアなので4スレッドになります。物理的に2倍のコア数に加えて2.0GHzのTBで2.9GHzなのでシングルスレッドならば、中々の性能といえるかと。(Corei5 2410Mは2.3GHzのTB2.9GHzなのでシングルでは同じ)

 このCorei7 2630QMの凄い所は4コアだと言う所につきるかと思います。2GHzのクアッドコア(Sandy Bridge)ということは、Core2Quadでいえば2.5GHz~3.0GHz相当の働きをしてくれることは充分に考えられます。(更にマルチスレッドなどで有効なHTもあるのでCINEBENCH R11.5などを見る限りでは4GHz相当とも言えなくもない状態です。)

 となると、AMDで言えばAthlonⅡx4 640(3.0GHz)などもマルチスレッドでは勝ち目が無いと言えそうです。インテルで言えばCorei3 2100Tなどは、ほぼシングルでもマルチスレッドでも勝ち目が無いような状態になってしまうと思います。

 特にゲームなどをしないオンボードグラフィックのユーザーたち向けで言えば、安い部類のデスクトップパソコン全般を殺しにかかっているような性能と言え無くもないと思います。

 これで、値段が56000円だといろんな所に対し、かなりの脅威だと思います。マルチスレッドでも、シングルスレッドでもコレを買っておけばGPUの性能を必要とする人以外では10年ぐらい余裕で行けそうな気もします。(CPU性能だけで言えば)

 その他、思うことはインテルはデスクトップ向けは厳しく差別化(2コアや4コアの値段)を図っているように感じますが、ノートだとそんなでも無いですね。(i3 2310Mとi5 2410Mの価格差が出にくかったりなど)

 最後にある程度どうでも良い感じなのですが、メモリのスペックは4GBx1なので価格を考えてもお得な部類に入ると思います。(2GBにすることで安く見せかけるという訳ではないので)加えて2GBx2に比べデュアルチャンネルで無いので性能では若干劣るかと思いますが、4GBx1を買うだけで8GBに出来るので増設前提だと有難いと思う人が多いかと思います。(今だと2000円ちょっとなので)

 HDDは640GBでこちらも中々多い物を積んでいるのでお買い得感が増しますね。ホントこのスペックでこの値段は・・・はぁ・・・という状態です。まあ、ここまで来るとモニタが1366x768では無く1920x1080を積んでくれていた方が嬉しいかもしれませんが・・・

 このマシンなら下手なデスクトップを買うぐらいならコレに外部モニタを繋いでなんて考えもありかもしれませんね。ただ、TDP 45Wなところによる負荷時の発熱とノートの設計による放熱の問題などはある程度考えなければならないかもしれません。(レビューで負荷時CPUが80℃いったなんてのもありました)

 Sandy Bridgeだと4コアでも充分に省電力なので普通に使う分には何の問題も無いんでしょうけどね。(アイドル時などは2コアと大して変わらない+モバイル向けとも変わらない)

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