2013年6月25日火曜日

マザーボードからデジタル音声出力を安価?に取り出す

比較的前の上級マザーボードの多くでは、音声の同軸デジタル出力が付いていたりしました。
最近では比較的下のグレードを含め中級グレードでも光デジタル出力が付いている物が数多くあります。
しかしながら、付いていないマザーも数多くある訳でどうしてもデジタル出力したければサウンドカードを足さなければ・・・なんてことも

最近ではHDMI出力に音声が載せられたり、光デジタルゲーブル関係も安価になっていますし、
マザーボードもノイズも少なく比較的高音質になってますしデジタル出力(同軸)の有り難みも少なくなって来ました。

とは言え、光デジタルケーブルが光ファイバーなので曲げられず取り回しが微妙に悪かったりコストが気になったりする場合 同軸デジタルケーブルの取り回しとコスト(品質はともかく)はなかなか優秀です。
特に同軸デジタルケーブルはビデオデッキなどに使われたコンポジットケーブルで代用出来ますしね。
(同軸デジタル入力のアンプなどは低コストで手に入らない傾向があったりしますが・・・)

さて、本題に入ると低価格のマザーボードや光デジタル出力が付いたものを含め数多くのマザーボードは同軸デジタル端子を持っていたりします。
(私が買ったマザーボード[6年前~1年前]ではMSIの光デジタル端子が付いていたモデル以外は今のところ全部付いていました。9/10ぐらいの確率?)


例.1 GA-A55M-DS2 説明書
(個人的に持ってませんが)


例.2 Z68 Pro3-M 説明書

マザーボードの説明書や基板を見てSPDIFと書いてある2ピンor3ピンがあれば出来ます。(光デジタルが付いていないモデルや比較的古いモデルは3ピン、最近のモデルは2ピンが多いです)

結線方法はSPDIFとGNDをそれぞれ繋ぐだけです。(3ピンには5V端子があったりしますが光デジタル出力で使ったりするので同軸デジタル出力には不要です)

繋ぐだけの簡単作業とはいえマザーボードのピンヘッダと接続は難しいので私はカモンのH-ULなるものを使ったりしました。(別用途で買っていたので)http://www.comon.co.jp/H-UL.htm


後は、ハンダ付けするなりご自由にって感じになりますが、私は仮組みの意味も込めてアルミテープで導電と接着、セロテープで絶縁と接着という雑な作りのケーブルを作成してマザーボードから引っ張り出しましたが、普通にデジタル出力出来ました。

製作コスト

・同軸ケーブル(コンポジットケーブル)1本 手持 0円(一応100均でも販売中)
・アルミテープ・セロハンテープ 手持 0円(一応100均でも販売中)
・ニッパー 手持 0円(一応100均でも販売中)
・カモン H-UL 150円+送料

・合計 200~800円程度