2011年10月27日木曜日

ダイニチの石油ファンヒーターはやめておけ(と、なり兼ねない

 微妙に知っている方も多そうな話題で、石油ファンヒーターのことについて語りたい事があったので書いておこうと思いますが、先に断っておくと石油ファンヒーターについては私は詳しくありません。ですが、一般論としてのダイニチの危機となるかもしれない話題です。

 さて、節電の夏に対し節電の冬となりそうな感じですが、ニュースでは、石油ストーブやファンヒーターが売れているようです。特に9月では、かなり前年比を上回る量が売れたようです。(普通に被災地で被害にあった分かもしれませんが)

 本題に入る前に注意書きとでも言いましょうか、最近では昔ながらの石油ストーブよりは、石油ファンヒーター、電気ストーブと安全性の高い商品が・・・という感じがします。しかし、電気ストーブでは、その安心感からか石油ストーブなどよりも火災の発生件数が多いようです。(火では衣料品などを近づけるのに危機感を持つが、電気だと楽観視する傾向があるためでは無いかと私自身思います)

 では、本題です。石油ファンヒーターでは、ダイニチ・コロナ・トヨトミという三大メーカーがあるかと思います。我が家ではダイニチばかりがありますが、親はホームセンターなどで適当?に買ってきた物で特に理由は分かりません。(大手であり値段も手頃で・・・値段は各社そんなに差は無いですが・・・店での扱い量?)

 さて、この三社での違いは大雑把に言えばダイニチとその他に別れるかと思います。ダイニチ方式は点火時はそこまで消費電力は高くはないが、燃焼時にその他の二社と比べると4~6倍近く電力を喰います。

 具体的に言えば、10~20W程度の燃焼時消費電力に対しダイニチでは40~80W程度という感じで、強で使って60Wの差でいくと仮に1日10時間で1ヶ月使い続けると月に400円程度電気代が高くなるかと思います。(1kWh≒23円として)

 するとどうでしょう、1年で4ヶ月程度使ったとすると1600円程度他社よりも電気代分高くなります。長期で見た場合かなりの金額になりそうです。加えて、ダイニチ製のファンヒーターが価格競争力が高いかといわれればそんなことはありません。(もともと高いものでないので)

 となると価格面でのメリットが多少あっても使っているうちに直ぐに他社の方が、と一般論としてなってしまうのでダイニチの石油ファンヒーターはやめておけ!となり兼ねません。

 詳しくないので分かりませんが、実際には電気の分も熱になっているはずなのでうんたらかんたら・・・単純に石油ファンヒーターの燃費みたいなことも分かりませんし、熱量でいった場合電気使った方がお得なんてこともあるかもしれません。(灯油を燃やすだけならば、全部熱になるので燃費もへったくれもないでしょうけど→私は計算分かりません)

 加えて言えば、灯油代も結構問題になるかと思います。しかし、エンジンなどと比べて効率なども燃やして熱にしているので関係なくなってしまいますし、灯油の減りも暖との兼ね合いになるので比較など意味ない感じですしね。

 てな訳で、ダイニチとしては消費電力が高いということがメリットなのかデメリットなのかを示す必要があると思います。(デメリットは公開する必要はないでしょうけど)現在でも他社は電気的な意味で省エネをアピールしています。これが、もう少し進むと消費者も電気代的(金額的)なアピールをされた場合ダイニチとしては圧倒的な不利になるかと思います。

 最後に、この冬ファンヒーターを出したらワットモニターで消費電力を測って報告したいと思います。カタログ値の場合最大値の事があるので実際には、ダイニチも実は低かったなんてこともあるかもしれません。(多分ないでしょうけど)

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