2011年10月15日土曜日

A4-3300にてDDR3-1600ならCL11でも効果アリ

 CL11のDDR3-1600ってCL9のDDR3-1333と比べて差が出にくいなんていうのを見て、どうなんだろうと疑問に思っていましたが(計算でなんとか出来る脳は持ち合わせていないので)、実際に試して見ました。


 4GBx2 DDR3-1333(CL9)
・ゆめりあベンチ 1024x768最高 15854

[ MEM ]
Read : 5210.39 MB/s ( 5210)
Write : 4446.77 MB/s ( 4446)
Read/Write : 4360.91 MB/s ( 4360)


 4GBx2 DDR3-1600(CL11)
・ゆめりあベンチ 1024x768最高 16034

[ MEM ]
Read : 5392.55 MB/s ( 5392)
Write : 5084.55 MB/s ( 5084)
Read/Write : 4973.85 MB/s ( 4973)


 一応メモリ帯域も伸びてベンチマーク結果も向上しています。ですが、そんなに向上してはいないですね。他にもGPU系のベンチをして見ましたが最大5%程度は性能が向上しました。結構微妙な感じもしますが、2コアの2.5GHz程度(K10.5系)だとメモコンが力不足のようです。

 最初メモリのベンチで5GB/sあたりを見た時なんだこれはと思ってしましたが、K10.5系の2コアだとこれぐらいのようですね。Llanoで改良したと言っても大幅にという訳でも無く、AthlonⅡx4 620を使っていた影響でK10.5でも8~10GB/sぐらいは出るものだと思い込んでいたので結構びっくりしました。

 2コアでも3GHzぐらいまでOCすると6GB/sを超えてくるのでベンチも結構変化します(つづく)

 Llanoで、仮にメモコンを大幅に改良してSandy Bridgeクラスまでメモリ速度が出たりでもしていたら、GPU性能と言う点においてはLlanoはもっと輝いていたかもしれません。そういった意味では4コアのLlanoは2コアのLlanoに比べるとSP数が2倍以上でメモリ帯域も2倍近いので2コアより4コアの方が良いと思います。

 
 追記
 CrystalMark 2004R3でのReadではそれほど改良されていなく力不足感が否めないですが、WriteやRead/Writeでは、よく見たらAthlonⅡx4 620やPhenomⅡx6 1065TでもReadでは10GB/s近くともWriteやRead/Writeでは6GB/sあたりでしたのでそこまで差が出ている訳では無いかもしれません。

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