2011年12月14日水曜日

LED照明の価格が結構こなれてきた

 先週のホームセンターの広告で、LEDのシーリングライトが12800円でした。蛍光灯タイプのシーリングライトでもリモコンで調光できたりとなると1万程度は珍しくも無かったと記憶していたので、一流と言って良いのかちょっと微妙なメーカー・品質面での未知数さなどは置いておくとして、まあ、普及価格帯に入ったと言えそうな気がしました。

 LED電球の方はどうかといえば、東芝、松下ブランドでもホームセンター、ドラッグストア、家電量販店などで1000円を下回ることが多くなったと思います。(明るい高出力タイプは除く)LED電球が1000円を下回ると大手の電球型蛍光灯と比較してこちらも価格差はあまり無いと言えるレベルまできたと言えるかもしれません。(最近では100均をはじめ安い電球型蛍光灯が数多く出回っているので、実感としては薄いような気もしますが)

 さて、LED電球といえば少し気になった書き込みを価格コムで見つけました。書き込みを全て鵜呑みにはできないとしても、可能性としては充分に考えられる事が書かれていました。(こちら)東芝製と言ったらLED電球の中では印象が良かったということもあったので、意外な感じがしましたが値段を考えるとありえそうです。

 初期の頃で言うとシャープのLED電球がフリッカーを出して、松下はノイズ(電磁波)を出してということをやらかしたということから、設計品質の面で東芝は安心と思っていましたが、仮に聞こえるレベルのノイズを発しているとなるとコストダウンだけでは無く、設計コストも省く為に委託先(中国企業など)に製造だけではなく設計も丸投げしているのでは無いかと勘ぐりたくなってしまいます。

 こういった事は、CDやDVDなどの光学メディアなどでは珍しくありませんから、こちらも同様にあるのでは無いかとと考えてしまいます。そういった意味では、価格がこなれると同時に品質はどっかへ行ってしまうというのは困ったものです。

 ただ、低価格にして競争力を持つことは良いとして、品質も捨てるということは長期的なブランドの切り売りということでしっぺ返しさえ食らってくれれば、消費者としては良いのですが。(そういった面で最近ではBDメディアで松下以外がひどい事になっている気がします。特にTDK)

 話は飛びますが、Haierに松下が買収した三洋の冷蔵庫部門を切り売りしましたが、これもブランド名だけ使われることがありえそうな気がします。発展途上国などのアジアなどでは三洋のブランド力は強いらしく中身はHaierで三洋ロゴの商品が松下を苦しめるのでは無いかなどとも思ってしまう次第です。

 デジカメなどでもGEなど結構有名なブランドのメーカーがあったりしますが、確か中国か台湾企業がブランドの使用権を得たということで、ある意味ロンダリングに近いものを感じてしまいます。流石にそれを言ったらOEMやODMなどが様々な所で利用されている現在では意味のないことなのでしょうけど。

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