2011年12月15日木曜日

BenQの20インチ液晶モニタG2025HDが地雷(くさい)

 今年の10月に登場したBenQの20インチ液晶モニタ(解像度は1600x900)が、1万円を切る値段で売られていました。現在LEDバックライトや冷陰極管に関わらず、TNパネルで21.5インチのFull-HDモニタ(1920x1080)が1.1~1.2万程度で買える状態なので、特になんとも思わない商品だとは思います。

 元々20インチの1600x900の液晶モニタというのは、売れ筋になったことが無いような不人気というか中途半端モデルだと思います。それでも、過去に19インチで1440x900のモニタがありましたが、それを16:9にしたモデルだと思えば、値段次第ではありなのでは無いかと思うことも多少・・・

 てな訳で、LEDバックライトだったりするのかなど、ちょっと気になったのでBenQのホームページでG2025HDの仕様を見てみました。そうすると、最近発売したモデルでは珍しくLEDバックライトだったりしません。

 次に、気になった点はTNパネルの現在の主流は、コントラスト比で1000:1(ノート用は除く)にも関わらず、これは700:1という所です。そして次に一番の驚きというか目を疑った事が書いてあったのですが、視野角が90度/65度というまるでノート用TNパネルのような視野角・・・(標準的なTNは170度/160度or160度/160度)

 そんなバカな、90度/90度/65度/65度の間違いでは無いかとも思いましたが、180度はありえないので・・・TNの視野角は狭いのでフィルムを用いることで・・・というのを前に読んだことがある気がするので、これのパネルもノート用などと同様にフィルムをケチッたりしたのか、わざと視野角を狭くしたのか・・・

 そんな訳で、個人的にはTNで18.5インチ以上ならば視野角は160度以上あるものだという思い込みがあったので、もし同じような思い込みがある人が注意せずに買ったりすると危険だと思った次第です。そういった意味では、地雷モデルと言えるかもしれません(不注意で終わる話かもしれませんが)

 逆に狭い視野角というもの需要があったりするのでしょうか?



追記 

 使用している方からのコメントがありまして実使用では発色を含め視野角など問題無いとのことです。ノート用のTNパネルの仕様がコントラスト比で500:1でも特に問題にならないのというのも関係しているかもしれません。(普通に使う分にはオーバースペックという意味で)

 視野角についてはカタログ値から考えると狭そうな気もするのですが、こちらは、商品それぞれの特性というのが関係しているのかもしれません?(視野角の定義はメーカーによりけりですが大体10:1まで見えればということなので、実使用に耐えないように直ぐに破綻しても10:1以上ならば視野角は広くなりますし、ある程度まで色などがしっかりしていても10:1以下になる範囲が狭ければ視野角は狭くなりますしと)

2 件のコメント:

  1. G2025使ってるけど発色問題ないし視野角も広いし十分問題無いよ

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  2. コメントありがとうございます。

    実際に使っていて問題無いという実使用での意見は、私の仕様表からの意見よりもとても重要だと思いますので記事を修正したいと思います。

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