2011年5月8日日曜日

AVT-A285で思う地デジにおけるB-CASカードの存在意義

 素人の私はRF信号にコピー制御信号が乗らないという情報を見てほとんど疑わずにいました。しかし、実際に使ってみてデジアナ変換してもしっかりとコピー制御信号はRF信号(VHF帯)に乗っていました。

 ここで改めて疑問に思うことは、昔からある地デジにはB-CASカードが要る要らない問題やB-CAS社の利権の闇などは置いておくとして、別にコピー制御信号にB-CASカードは必要ないということです。当たり前のことですがすっかり頭に無かったので例を挙げるとレコーダーでデジタル放送を録画するにあたりB-CASカードは必須です。しかし、録画した物はコピー制御信号は乗っていてもスクランブルは掛かっていないのでB-CASなしで見られます。(ちょっとスクランブルあたりの解釈が間違っている気もしますが)
(DVDプレイヤーやBDプレイヤーにもB-CASカードが必要になるので当たり前のことかもしれません)

 結局の言いたいところは、(ネタとして古いかもしれませんが)地デジにB-CASが付いている意味はコピーされることを防止するといったことでは無く、B-CASカードを持っていない奴にはスクランブルを掛けて見られなくしてやろうということだと思います。これが有料放送でもない地上波のTVのすることでしょうか?改めて甚だ疑問に思う次第であります。

 そして、アナログ放送でもコピー制御信号乗せられることを知った私は、なぜアナログ放送に毛の生えた程度のSD出力の動画にもコピー制御を入れたのか分からなくなってしまいました。SDでもコンポジットクラスでさえコピー制御信号を乗せなければいけないのならば、アナログ放送にコピー制御信号を乗せて放送するぐらい簡単だしやるのが筋ってもんじゃ無いのか?とも思います。

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