2011年8月31日水曜日

Amazon売れ筋dynabook B351/121Cが思ったより酷い

 ふとAmazonでノートPCのランキングを見てみたところ3位のdynabook B351/121C(PB35121CSGW)が気になりました。東芝で5万を切るような値段でデュアルコアであったりとする所から人気があるようです。

 そこで詳しく見てみると

・LCD 15.6インチ
・CPU Pentium B940 2GHz
・MEM DDR3 2GBx1
・HDD 320GB(5400rpm)
・Officeなし

 ・・・標準的な3万円前半~中盤のようなスペックです。もちろん、東芝製という安心感や信頼感というものは得られるだろうとは思いますが・・・

 他に、ノートと言えばdynabookと言われるほどの東芝ならではのユーザビリティ?とでも言いましょうか、その他のそこら辺をチェックしてみると・・・

・USB2.0x2(3個で少ないと言われる場合もあったりするような・・・)
・LAN 100Base-TX/10Base-T(Gigabitに対応していないが無線がIEEE802.11b/g/nなので問題ない?)
・HDMIなし(D-subは付いているが、いまどきではHDMIなしは珍しい)
・2.3kg(バッテリー付きでこの重さは15.6インチでは軽いほう)

 ここでバッテリーですが、駆動時間が約2.1時間となっており持ち運ばないノート用にケチって3セルか4セルにしたようです。(UPSとして働いてくれたりしますが、持ち運ばないのならば軽く&低コスト化は別に困らない人も多いかと)

 ちなみに、この低容量バッテリーを充電するのにオフ時で4時間(オン時で12時間)という中々珍しいほどの長さです。

 性能で言えばsandy bridge(第二世代Corei系)の2GHzなので別に悪くはないですが、価格を考えた場合Corei3 2310Mやi5 2410Mが選べそうな価格ですし、初心者などが安心の為に東芝を選ぶのにメモリが2GBという増設がほぼ必要な状態で売るというのも中々のものです。(32bitならオンボVRAM共有でもなんとかなるかなと思いましたが、64bit版のWindows7積んでますね)

 という訳で、家電量販店ならまだしもインターネット販売であるAmazonでコレが売れ筋に入るということに驚いています。

 個人的には、国産の安心感やサポートなどから選ぶ気持ちもわからなくもないですが、10万と11万の時代では無く3万と4万5千の時代ではとてつもなく差を感じてしまう次第です。また、品質は分かりませんが、ちょっとスペック的なコストダウンが酷いようにも感じます。

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