2011年7月2日土曜日

デスクトップ向けLlanoのメリット

 LlanoのGPU性能は大体HD4670~HD5570あたりを想定しておけば良いと思います。ここで私は、HD2600、HD3650、HD4670を持っているのですが、このミドル~ローに掛けてのGPUの最大の欠点はFANに地雷が多すぎることです。(Geforceでは8600GTや9500GT、GT220など)

 ロー~ミドル付近の低価格帯でかつFANレスはほぼ無理なGPUの場合、高確率でFANの径が小さくその分高回転で動かしています。そうするとCPUFANよりも五月蝿く、PC全体でも一番の騒音源になってしまいがちです。もちろん可変の回転数に対応したFANを搭載いしている物もありますが、グラボを買うまで分からないことも多々あります。

 これがミドル~ハイになると、発熱の多さや価格の高さからしっかりとしたヒートシンク、大径FAN(可変)となり騒音の問題はそんなに問題になりません。

 今回のLlanoではCPUと一体になっているので、しっかりとしたCPUクーラーを使うことでこの騒音の問題が無くなります。ですので、今までローエンドグラボ(HD4670やGT240など)を使ってきた人でCPUもそんなに上位の物を使ってこなかった人(CPUの高性能が不要な人)にはかなりのメリットになると思われます。(もちろんCPUの性能に不満を持つであろう場合選ばないほうが賢明ですが)

 その他、HD4670などを挿してみた経験では最低でもアイドル時の消費電力は+10W以上はされます。こういったことも無くなるのもメリットとしては大きいと思われます。特に高性能のグラボでの消費電力の増加に比べ、ローエンドでの消費電力の増加は意味合いとして違ってくると思われるので。


 最後に今回の話題としてはグラボのFANが五月蝿い物が多くて困ると言う話題でした。

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