2011年4月29日金曜日

Atomの性能の低さがよくわかる動画

 最近?発売されたAMDのE-350というCPUが良くAtom+IONの代替というように言われていますが、youtubeの比較動画では、全然そんなことはありませんでした。

共にデュアルコアです。そして3DMark03ではスコアが若干Atom+ionの方が高いようです。
AMD E-350 1.6GHz 5600ぐらい
Atom D525 1.8GHz 5800ぐらい


 3DMark03がスタートすると同時にAtomの方が遅れだします。そして徐々に差が開いていきそのまま終わるといった感じです。実際にCPUスコアはE-350が500台でD525が300台なのでベンチマークとしてはおかしくありません。しかし、大体のベンチマークの結果は3DMark03の総合スコアで発表されるので若干Atom+ionの方が優れているようになってしまうのです。

 もちろん、CPUで負けているAtomもトータルスコアでは勝っているのでGPU(ion)がE-350より優れているということなのですがAtomの低性能が無くなるわけではありません。

 今回この動画をデスクトップPCで再生しUL20Aで同時に3DMark03を走らせてみました。するとスタートまでは、ほとんどE-350と同じでしたが最初の戦闘機が表示されたぐらいから遅れだしてしまいました。

 3DMark03の結果は前に公開したと思いますが照らし合わせるとCPUは500ぐらいで大体E-350と同じで、グラフィックも含めたものになると1800~2000ぐらいなのでぼろ負けです。

 結構AMD E-350は遅いと言われていますが、Celeron SU2300ぐらいの性能と見ていいのではないでしょうか?(持っていないので確証は持てませんが)多少劣るかもしれませんがインテルの1~1.2GHzぐらいとして見れば妥当だと思います。もちろん2GHz級のCPUと比較した場合倍遅いことになるので世の中の遅いという評判には納得するのですが、それでもインテルの下の方のCULV並でありながらクロックが1.6GHzと妙に高いので上のCPUと比べられて遅い(Atomに毛の生えた程度)と言われるのは不憫だと思います。

 本題の方のAtomですが、これはインテルのCPUで言うと0.6GHzぐらいの性能と言えるのではないかというぐらいの感じです。しかしながら、HT(ハイパースレッディング)で4スレッドなのでマルチスレッドのテストだとE-350に迫る時があり逆にここだけ取り上げられると中々の性能のようにかんじてしまうかもしれません。

 結局の話題としてはE-350のノートパソコンがあと半年~1年ぐらい早く発売されていればUL20Aではなくこっちを買っていただろうなと思ったお話でした。

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