こちらも今週のSandy Bridge Celeronの発売と同じように00:00に発売が解禁されたようです。現状さらっと見たところによると1'sで売られていました。(arkも)
・A6-3500(3コア・2.1-2.4GHz・TDP65W)8380円
・AthlonⅡx4 631(4コア・2.6GHz・TDP100W)6990円
A6-3500は間違いなくまだ買いどきと言えないと思います。1ドル86円ぐらいを見積もって7600円ぐらいになるか、せめて8000円を割るか・・・、TDP 65Wという所以外でメリットが・・・今までだとAMDは3コアはちょっと割安(2コア寄り)にすることで売っていたはずなんですが・・・てな訳で安APUならば現状ではドスパラで8980円のA6-3650(4コア・2.6GHz)の方が良いと思います。(TDP 100Wですが)
AthlonⅡx4 631はどうかと言うと、ドル円の値段を見た場合1ドル88円レベルなのでそこまで悪くないように思います。(1ドル80円にしてほしいですが)
ここで、TDP 100Wで2.6GHzのクアッドでまあAthlonⅡx4 630(2.8GHz)ぐらいの性能なので、一昔前ならばまあまあな商品であったと思います。値段が7000円を割っていることを考えれば、4コア最安値の更新と共に結構良さそうに思います。(32nm化による低電圧化マージンの大きさも含め)
しかし、重大な欠点としてソケットFM1なのでマザーボードが必要になります。まあ、新規で組む場合AM3だろうがFM1だろうが関係は無いでしょうが(値段も6000円程度からでSATA3にUSB3ですし)、ひとつAM3にあってFM1に無いものがあります。それは、オンボードGPUです。(AM3でも890FXなど結構無いものはありますが)
すると、どうでしょう低価格・低消費電力・クアッドコアというメリットに対し、デメリットとしてGPUを挿さなければならないという事態が発生してしまいます。すると、今では中途半端なCPU性能と言え無くもないクロック、GPU挿さなければならない分のコスト、消費電力の増加と大体のメリットを打ち消してしまいます。
LlanoのGPUはミドル以下なので、Radeonで言えば6770あたりから上を最初から使うような人には大したデメリットで無いように思いますが、今度はなぜ中途半端なCPUを買ってGPUを挿す必要が・・・となる可能性が大きい気がします。
そんなこんなで何か、とても残念感がある新製品でした。ただ、何となくAthlonⅡx4 631はそれなりに売れそうな気もしなくないような(微妙に欲しい自分がいます)
追記
どちらもDirt3のクーポンコードが付いているようなので、AthlonⅡx4 631は中々なお買い得感と微妙感が同時に得られそうです。ただし、AthlonⅡx4 631だとダイチャームに応募できないようです。個人的にAPUダイチャームが結構欲しいですが、先着1000個だと流石に全国が対象なのであっという間に終わってしまいそうなのでやっぱり思い切ったことが出来ません。(情報元 AKIBA PC Hotline)
ほぼ、どこでも買えるようになったようですね。Athlon II X4 631とA6-3500
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