2011年9月28日水曜日

Acerから11月にBulldozer(8コア)搭載デスクトップが

 4gamerによるとAspire AM3450という980GとBulldozer(FX-8xx0)、4GBメモリ、500GB HDDというローエンドなんだかハイエンドなんだか分かりにくいデスクトップが7万円前後で登場するようです。実際にはBulldozerって性能や値段ではリーク関係からミドルクラスなのは決まったようなものですが(略)

 実際の性能は楽しみにとっておくとして、メーカー搭載機が11月ということは、Bulldozer自体の10月登場予定というのに当てはまるのか当てはまらないのかは良くわかりませんが、もうそろそろと言って良さそうです。

 ただ、値段的にも性能的にもi5 2500Kやi7 2600Kと競合しそうという推測が立てられている中、約1年とも言えるような遅れというのは、キツイかもしれないですね。

 その他、注目すべき点は、前々からある程度分かっていたことですが、ノースブリッジの980G(HD4250)というのは785G、880Gとまるで変わっていませんね。サウスブリッジでは多分SB920になるようですが、こちらはSB800系と同じでSATA3などが含まれるといった感じでしょうか。あまり代わり映えのしない感じで・・・

 あとは、現行のAM3マザーボードがどれだけBIOSアップデートで対応するかで自作ユーザーの評価が変わってきそうです。整数コアが8コア分で浮動小数点数コアを4コア分にして、ムダを削ぎ落しつつ効率良くマルチコアへ持っていくというのは、なんとなく今流行のダウンサイジングに通ずるところがあって個人的には好きな感じです。

 マルチコアの電力効率の良さというのもあり期待は大きいのですが、実際にはエンコードなどをしていると忘れがちになってしまうのですが、そこまでマルチコア対応のソフトが増えていないんですよね。もちろんOSレベルで2コアぐらい簡単に使いきってくれるような状態にもなりつつあるので2コアじゃ少ないような気もしますが、3~4コアぐらいになると一般ユーザーレベルで満足出来るような気もします。

 オーディオのエンコード関係ではシングルスレッドも多いですし、他のソフトでも常にマルチコアを使ってくれたりすることは少ないので、最近では6コアや8コアなんかよりは、4コア高クロックの方が万人向けするだろうなと思ったりします。でも、8コアはロマンを感じられます。(インテルの6コア12スレッドはロマンと共にコストが・・・ってなってしまうので無視)

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