海外のサイトなどでTrinityのラインナップのリーク?がなされたようです(遅)。ラインナップに関しての表に関しては北森瓦版が見やすいかと思います。さて、個人的に思ったことを少々。
まず、TDP 65WのA10-5700は2モジュール4コアで3.4GHz-4.0GHzというクロックにGPUのSP数は384でクロックは760MHzとなっているようです。実際にこの仕様で発売されるかは置いておくとして、結構良い感じとなっているのでは無いでしょうか?
比較対象としては、2モジュール4コアでTDP 95WのFX-4100(3.6GHz-3.8GHz)を考えるとTDPが30W下がりGPUまで付いてと、かなりのパワーアップと受け取れそうな気がします。違いとしてはL3キャッシュの有無や若干のクロック、無効コアの有無でしょうか。(CPUのコアも多少改良されているでしょうし)
同じ32nmSOIでここまでの変化は凄い!と・・・思いかけましたが、TDP 100WのA10-5800K(3.8GHz-4.2GHz)を見る限りそんなにGFの32nmは変わっていない気もします。3.4GHzから3.8GHzでのTDPの上昇や4.2GHzというTCが効いた状態の定格時との差の無さなど、高クロック向きのBulldozer系のコアでさえ未だに3GHz中盤に壁があるように見えます。
そういった点では逆に、ノート用は期待できそうな気もしたりもします。2.4GHz-3.0GHzでTDP 35W位ならば可能かと・・・やっぱりCPU性能は残念な気配があるような気もしますが、負荷を掛けないような使い方ならば比較的高クロックの恩恵も受けられそうな・・・GPUも強力そうですし。
それでも、私の妄想スペックのCPUクロックでさえ現在のノート用Corei5を考えると・・・インテルの32nmとの差は結構埋まりそうもありませんね。前どっかの記事でGFの32nmはインテルの32nmよりも線幅が大きいというのを見たようにも思います。そういった点では、一生GFの32nmではインテルの32nmに追いつけないのかもしれません。28nmに期待するべきなのかも?
仮にインテルの32nmと同じレベルで製造していたらとも思いましたが、無い物ねだりですし、インテルはIvyで22nmと考えると・・・
そういえば、Ivyの内蔵GPUのHD4000のベンチマークがという話題もあったりするようですが、AMDの現行のA8-3850やA6-3650の中間位の性能がありそうなので中々な感じかと思います。(メモリがDDR3-1333なので、DDR3-1600以上ならばもしかするとA8-3850ぐらいあるかも?)
ちょっと注意する点としては、伝統になるかとは思いますが、インテルGPUの3DMark系のスコアは実ゲームなどの動作などと比べてワンランクからツーランクぐらい良い成績を収めるので、1つのベンチマークにとらわれず全体を見る必要があるかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿