HPの15.6インチノートdv6-6c00が2月6日から発売となりました。値段は4.2万~の方は置いておくとして、58380円(送料別)からのプレミアムラインの方は中々の物となっております。
まず、CPUがCorei7 2670QM(2.2-3.1GHz)となっており、この価格帯では結構な性能です。HT付きの4コアということで8スレッドになりますが、マルチスレッド性能だとCore2QuadやPhenomⅡx4などの3GHzを余裕で上回りますし、シングルスレッドでもTBで3.1GHzまで上昇しますのでかなりの物かと。
ここで、このマシンの凄い所はGPUも付いてこの値段であるということです。Radeon HD7690MXT (GDDR5 2GB)ということですが、HD6000シリーズのリネーム物であったりしますので、細かい情報は分かりませんが大体の性能の予測は付きます。
GPUのSP数は480?でGDDR5を採用ということで、クロックはノート向けで低くはなっていると思われますが、デスクトップ向けのHD6670に近い性能では無いでしょうか?
HD6670(DDR3)<<HD7690MXT<HD6670(GDDR5)という感じになっていると思われます。
メモリが2GBだったり、HDDが320GBだったりと最低限の装備であったりしてメモリの増設は必要だと思われますが、送料込みで6.2万近くなってしまうとは言え、デスクトップでも十分通用しそうな性能のノートPCがこの値段というのは破格と言わないまでも結構な価格だと思われます。
ついでに、良いと思われる所は東京生産な点、+1万でFull-HD(1920x1080)パネルに変えられる所などでしょうか?
さて、マイナスポイントとしましては、4月に登場するであろうIvy Bridgeがあるかと思われます。というか、今回のこの値段もなにかモデルチェンジ前の在庫処分(IntelによるSandy Bridgeの)なのでは?なんて思ってしまう訳です。
Ivy Bridgeでは32nm→22nmとなるので省エネ性能が向上しますし、ノートPCでは大きな問題となる発熱も軽減されるでしょう。GPUでもノートPC向けでは高性能な部類に入るHD7690MXTもリネーム品で40nmですし、Ivyの発売される春頃にはもしかしたら、28nm品の上位品が登場しているかもしれません。
そんな訳で、現状ではとってもお買い得だと思われる商品であるとは思いますが、プロセスの変わり目でどうなんでしょうね。待ったほうが・・・とはいえ出始めでは値段も高いでしょうし、Ivy BridgeではGPUの性能向上と省エネ性能の向上が殆どなので、今回のモデルではそんなに影響は無いような気も・・・
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