さて、個人的にこの機種が気になる(欲しくなる)ポイントは複数あります。まず、1920x1080の解像度では最安クラス、32インチを超えるクラスでも最安クラス、2倍速に対応でと基本は一応抑えてあり、LEDバックライトで消費電力は最大72Wという点などアピールポイントはそれなりにあるかと思います。
マイナスポイントとしては、HDMI入力が1系統だったりとこのサイズでは相当微妙な感じですし、映像処理エンジンなどで松下製が良い!というのもあまり聞こえて来ません。まあ、画質ならプラズマ買えってことなのでしょうけど。
そういえば、現在この機種が安いのは後継のC5シリーズが発表された影響も含まれているかと思いますが、C5シリーズではIPSαパネルの注意書きがあるのは32インチのみとなってしまいました。これの意味するところは、C5シリーズの37インチのIPS液晶パネルはLG製?ですと言っているようなものだと思われます。
つまり、37インチは置いておくとしても、1920x1080の解像度を持ち4万円以下でIPSαパネルを採用したテレビを買うチャンスはラストかもしれないということです。(松下の今回の大赤字と生産の集約ということで37型のIPSαパネルの生産を辞めるということだと思います。大型の上位モデルと32型では生き残るようですが)
C5シリーズでC3シリーズでのHDMI入力の少なさの改善や、録画機能などを追加して進化しているようですが、37インチに関して言えばIPSαという最大の武器を放棄したことで、別に他社でも大体同じような物があった場合わざわざ松下を選ぶ理由もそんなに無いかと思われます。
私自身限定商法に弱いということだけかもしれませんが、IPSαパネルが消えるとなると気になって欲しくなり出すあたり駄目な人間だと思います。別に大型は残るようですので、まだまだ機種にこだわらなけれいつでも買えますし、パネルだけでテレビは決まる訳ではないんですけどね。
価格:37,700円 |
0 件のコメント:
コメントを投稿