HP ProBook 4230s/CT
12.1インチで注目すべきは1280x800の画面解像度です。通常の1366x768に比べ縦のピクセルが多いのが特徴で、webページの見やすさが変わってくることでしょう。(私はUL20AとSS2110で縦768を経験して縦は多いほうが良いと痛感しました)
そして、CPUがsandy bridgeの低電圧版では無く通常版なのでとてもパワフルと予想できます。それでいて最低価格は5万を切るのでハッキリ言ってモバイルパソコン殺しと言えると思います。(送料入れると5万越えます)
重量はそこまで軽くありません。しかし、低価格帯のモバイルPCとしてはそこまで重くは無いと思います。(4セルで1.63kg、6セル1.73kg)
メモリのBTOによる増設は高いので自分でやった方が良さそうです。(HDD交換及びメモリ増設は非常に簡単にできそうです。裏のカバーにネジが無く簡単に開けられるとHPに書いてあります)あとは、最小構成のCeleron B810は辞めておいた方が無難だとは思います。しかし、これでもE-350の倍ぐらいのCPU性能がありそうです。そして
私が構成を選ぶとしたら+約1.5万で2410Mを選びます。そして、+1000円で6セルバッテリーを選ぶかどうか悩みます。これで配送料込みで7万を切るレベルというのはハッキリ言って驚異的であると思います。
これにSSDを載せてメモリも2Gや4Gを増設すれば8万程度でほぼ最強スペックのモバイルPCが手に入ります。ただしモバイルなので重いのが結構マイナスポイントになる人は多いと思います。
割りきって最小構成で買っても現時点ではCULVとして見れば性能的に最高レベルだと思います。そして、TDPは35Wではありますが、実際にはB810ではそこまで消費されるとは思えません。予想では最大で20W程度だと思っています。(AMDの場合TDPに合わせているのでは?と思えるぐらい比較的低クロック高TDPモデルで電圧を盛っていますが)
Celeron B810について1.6GHzのデュアルコアですが、明らかに差別化が酷いです。新旧のi3やi5などを見れば分かると思いますが、性能向上した分クロックを下げています。しかし、ほんの少しであることが分かると思います。(i3 330m 2.13GHzとi3 2310m 2.1GHzなど)そして、クロックあたりの性能はsandy bridgeで先代から大体10~15%ぐらいの向上だと思われます。(もちろん、もっと差が付くこともありますが)
では、1.6GHzではどうかというと先代のCeleron P4500(1.86GHz)と差が多分ありません。GPUは向上していますが、CPUは殆ど変わらないように調整していると思われます。P4500が登場した時もそうだったですが、先代のT3300(2.0GHz)から性能向上分をそのままクロックを下げていたと思われます。これは、ライバルであるAMDのCPUの性能向上がほとんど無かったことによるインテルの足踏み戦略では無いかと個人的には思っています。
それで、このHP 4230sですがLets noteなどの高級モバイルとCULVの中間な感じを埋めるマシンだと思います。特に中間と言っても価格はCULV寄りで性能は高級モバイルと同じ、ここまでならハッキリ言って最強すぎるのですが、モバイルは軽量さが重要であるので価格はCULV寄りで当然とは言えると思います・・・
ちなみに、先代のLets noteやdynabookなどからモバイルにも通常電圧版が搭載されるようになったのは昔に比べアイドル時における消費電力の低下と共に、アイドル時では低電圧版と通常電圧版が変わらなくなったことが要因であると言われているようです。
最後にAMD E-350のノートは4万以下でないと今後かなり厳しそうではあると思います。というか今後発売されるであろう低電圧版のsandy bridge Celeron搭載のCULVもこの機種に殺されることがほぼ確定していると言えなくも無いです。重さや、バッテリーの持ちでは微妙なところがありますが、かなり自分としては衝撃の製品です。ただ、CULVの価格がもう少し下がれば住み分けされるとは思います。なんだかんだで価格差の割合で言えば大きな差になるので。
AMDでは夏にはLlanoが登場すると思われますが、こちらもモバイル向けを期待したいところです。特にこちらでもメーカーさえやる気になれば充分可能だと思われるので。
なんだかんだで、1280x800のノートは良いと思います。
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