2011年5月18日水曜日

液晶テレビの型番に潜む罠

 今日の事であるが、東芝が19AC2と22AC2というモデルを発表した。今発売されているモデルは19A2と22A2で共にIPSパネルを採用していたが、今度のAC2モデルはTNパネルである。A2シリーズは発売を辞めたりせずに併売をするようであるが、実に紛らわしいというか間違ってTNモデルを買ってくれないかという意図があるのかと疑うぐらい型番が似ている。

 東芝で言えば19A1と22A1という前のモデルがTNパネルだったのでネーミングにこだわりが無いのかもしれない。

 このことについて思うようになったのは、松下の19インチのTH-L19C21が発売された時であった。この時松下はTH-L19C2というIPSパネルのモデルを出していて、新型でTH-L19C3を出した。ここまでなら何の疑問も持たずにいたが、TH-L19C21というTNパネルのモデルが登場したことにより店には19C21、19C2、19C3が並ぶのであった。新製品の19C3が高いのはしょうが無いが、19C21は19C2より2~3千円安いので普通に店で軽く見ただけならば19C21を買ってしまうことが予想される。

 店も小型の液晶の場合、丁度目線の高さになるように配置しているので正面だけ見るとそこまで差が分からない人のほうが多そうである。買うときにワザワザしゃがんで下から覗き込む人も稀であろうと思う。

 個人的にはTNで充分とか思っていた時もあったりしたが、動画を見るに当たり近年のバラエティなどの明るいスタジオならまだしも、ドラマや映画の暗いシーンになった時の首の角度を少し変えただけで、直ぐに黒ツブレを起こすTNには正直テレビ向きとは言えないという感想を持つようになったのであった。

 ただ、なんだかんだで32型の液晶テレビが3万台な今、小型液晶(TNだらけ)は割高と言わざるを得ないのでワザワザ小型TNを買わずに32インチあたりを買えば良いのではと思うことも・・・消費電力的に最近のLEDバックライトモデルではそんなに変わらないし・・・

 今回の話題としては小型の液晶テレビを考えた場合、様々なモデルが存在するが、ほとんどTNパネルなので最安で2万4千を割り込んでいる東芝の19A2が値段も他とそれほど変わらないしIPSだし(BS/CS付いてるし)良いのでは?と思うだけのお話でした。松下の19C3もIPSで結構安いようですね、店によって結構バラつきありますが。


Amazonだとまだ高いように感じる・・・




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