2012年5月31日木曜日

TrinityノートがASUSから登場(K53TK後継K55DR)

 ASUSからK55DRが発売されるようです。発売日は6月2日ということで、AMD機で新CPUの登場からここまで早い発売というのは珍しいかもしれません。K53TAやK53TKが売れていたようなので今回も日本でも売れるだろうという判断なのでしょう。たぶん・・・

 LlanoからTrinityになってというのもありますが、比較表としてはソフマップのものが分り易いかと思います。ポジション的にLlano A6の後継であるTrinity A8を採用してと悪く言えばK53シリーズからマイナーチェンジとも言えなくもない仕上がりになっているかもしれません。



 CPUで言うとクロックが結構上がっていますが、アーキテクチャが変わっているのでそんなに向上しているとは思えません。(クロックあたりでLlanoの80~90%程度?)GPUは結構向上していますが、デュアルグラフィックスの相手・・・(HD7670MからHD7470Mに変更されているのでトータルでは・・・?)

 もう少し見てみるとdGPUではHD7670M(480SP DDR3 1GB)とHD7470M(160SP GDDR5? 1GB)だと思われますので、メモリの関係でそこまで大きな性能ダウンではないと思いますし、デュアルグラフィックスとしては多分性能ダウンはしていないとは思います・・・?

 そんな訳で、バッテリーの持ちは変わりそうですが全体的にTrinityになったからといって、性能的にはK53シリーズと大きな変化は無いかもしれません。これで、dGPUがHD7670Mのままだったならば、デュアルグラフィックス時に関してはワンランク上の商品になったのでしょうけど。

 その他ASUSショップのK55シリーズの所を見るとTrinityで本格的になるであろうDDR3-1600と表記されていますが、GPU性能とコストを考えてデュアルチャンネル2GBx2となっているように見えます(空きスロットx0なので)。dGPUでVRAMが別途1GB載っているので不足はしないかもしれませんが、4GBx2にすることを考えると?DDR3-1600の4GBx1が載っている方が有難いかも?

4 件のコメント:

  1. Llanoは中身はPhenomでなくてathron 2ですよ?
    bulldozer相手だとそれほど性能に差があるとは
    考えられません。

    でbulldozerからpiledriverに改良され
    性能比25%前後の伸びがあるので

    "CPUで言うとクロックが結構上がっていますが、アーキテクチャが変わっているのでそんなに向上しているとは思えません。"
    は間違いです。

    体感できる違いがあると考えられます。

    http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1205/15/news067.html

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。

      私としての認識を述べたいと思いますが

      AMD曰くA10-4600M(2.3GHz)はA8-3500M(1.5GHz)で性能が30%近く上がったとパワポにあったと思います。(クロックに関してはTCの制御や効きの問題がありますが)

      もう一つはIPCの向上がbulldozerからpiledriverで15%近く上がったとも言っていたと思います。

      ここで、単純計算するとIPCはTrinityでLlanoの大体85%となるかと思います。(Bullは74%程度+αとしてL3キャッシュ)

      私は、4gamerの記事を参考に見ていましたが、2.3GHz同士の比較でLlanoを上回っているとはちょっと言い難いかとも思います。

      http://www.4gamer.net/games/133/G013372/20120514010/

      と言うことで、K53TKとの比較の場合A6-3420M(1.5GHz)とA8-4500M(1.9GHz)ではTCの効きで違いは大きくなるかもしれませんが、ベースクロック同士(TC時同士も)で比べると大きく性能が上がっていると私は思えていない現状です。

      ただ、通常の用途では、ベンチマークのように処理を詰め込む訳では無いので、高クロックな分体感は速いのでは?とも思っていますが、コレばっかりはBull系のアーキを私は体感したことが無いので分かりません。

      削除
  2. どうやらその見解が正しいようで、申し訳ない。
    下記ソース
    http://news.mynavi.jp/special/2012/trinity/003.html

    返信削除
    返信
    1. いえいえ、勘違いは誰にでもありますので。(もちろん私も)

      削除