マザーボードも買っちゃった事ですし、という訳で私が買える範囲での最高性能品Corei7-2600Kを購入しましたが、財布的にダメージがデカイですね。これが去年だったらそこまで後悔しなかったのでしょうけど、Ivy Bridgeが発売してからSandy Bridgeを買うというね・・・
ただ、値段面でCorei5-2500KやCorei5-3570Kも考えましたが、Corei7で良かったと思うこともしばしば(まだ数日ですが)。HT(ハイパースレッディング)の有難みをエンコードでは感じる次第です。
その他、動画編集などのシークも速いので快適なんですが、PhenomⅡx6と比べてというのがクロック差によるものかアーキテクチャによるものかは、ちょっと良く分かりません。(1065Tは最近定格の3GHz以下で2600Kは現在4GHzで使っているので)
そんな訳で、軽く自分専用のベンチ(x264の自分設定)でPhenomⅡx6 1065TとCorei7-2600Kを比べてみました。(マザーボードとCPU以外全て同じ環境)
・PhenomⅡx6 1065T(DDR3-1333)
・2.75GHz 18.57fps(250x11)
・3.50GHz 22.17fps(250x14)
・Corei7-2600K(DDR3-1333)
・3.50GHz 22.23fps(HT OFF)
・4.00GHz 24.70fps(HT OFF)
・4.00GHz 27.96fps(HT ON)
という訳で、私のエンコード用途で言えば、Corei5-2500KではOCを頑張らない限りPhenomⅡx6からの乗り換えには不適だったということで、2600Kで良かったと思う訳です。ただ、PhenomⅡx6では物理6コアということもありCPUに遊びが出来ていたというのも見逃せません。
消費電力面ではマザーボードの問題もありますが、PhenomⅡx6の2.8GHz時とCorei7-2600Kの4GHz時が同じぐらいになっていました。そんでもってIvy Bridgeで改善されたとされるHTの有無による消費電力の差ですが、Sandyのお陰で4GHz時にHTのオンオフで30W近く差が生まれてしまって・・・という気持になります。
ちなみに、2600でも4GHz近くまでオーバークロック出来るのに、2600Kで何故4GHzで使っているかといえばリテールクーラーでは無理だからです。OCも徐々にと言うことで4GHzで最初使っていた時には90度を超え直ぐにサーマルスロットリングが発動していしまいましたし・・・
今は、同じ4GHzでもCPU電圧のオフセットを-0.12Vして、負荷時に1.152~1.160Vとすることでギリギリリテールクーラーでも90度には到達しますが、サーマルスロットリングを阻止出来ています・・・(アイドル時40度切るのに負荷掛けて直ぐに70度→80度→90度と・・・)
そんな訳で、CPUクーラーを買わざるおえない状況になりました・・・
流石にちょっとばっかしオカシイような気もしたので、ちょっとググってみると2700Kあたりでは、Ivy Bridgeと同様にグリス疑惑が挙がっているようです。我が家の2600Kも2700Kが登場した後のロットだと思われるのでその可能性があるかと・・・(この方のブログを見るとグリス疑惑が濃厚な気も)
同じグリスならばIvy買えば良かったという気持ちも芽生え始めつつあったりしますが、それよりもリテールクーラークーラーの薄さ+ファンの最大回転の低さに衝撃を受けてしまいました(有り体に言えばクソな感じが、五月蝿くともまあまあ冷えるAMDの方がマシかとも思いますし、マザーボードの反りも・・・)
ちなみにASRockのマザーボードなのでLGA775のクーラーが使えると期待しましたが、リテールに近いプッシュピンタイプだと底の形状がLGA1155で大きくなった分当たるようで上手く挿さらない・・・
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