2012年5月16日水曜日

今更Corei7-2600Kを購入しました

 マザーボードも買っちゃった事ですし、という訳で私が買える範囲での最高性能品Corei7-2600Kを購入しましたが、財布的にダメージがデカイですね。これが去年だったらそこまで後悔しなかったのでしょうけど、Ivy Bridgeが発売してからSandy Bridgeを買うというね・・・


 ただ、値段面でCorei5-2500KやCorei5-3570Kも考えましたが、Corei7で良かったと思うこともしばしば(まだ数日ですが)。HT(ハイパースレッディング)の有難みをエンコードでは感じる次第です。

 その他、動画編集などのシークも速いので快適なんですが、PhenomⅡx6と比べてというのがクロック差によるものかアーキテクチャによるものかは、ちょっと良く分かりません。(1065Tは最近定格の3GHz以下で2600Kは現在4GHzで使っているので)

 そんな訳で、軽く自分専用のベンチ(x264の自分設定)でPhenomⅡx6 1065TとCorei7-2600Kを比べてみました。(マザーボードとCPU以外全て同じ環境)

・PhenomⅡx6 1065T(DDR3-1333)

・2.75GHz 18.57fps(250x11)
・3.50GHz 22.17fps(250x14)

・Corei7-2600K(DDR3-1333)

・3.50GHz 22.23fps(HT OFF)
・4.00GHz 24.70fps(HT OFF)
・4.00GHz 27.96fps(HT ON)

 という訳で、私のエンコード用途で言えば、Corei5-2500KではOCを頑張らない限りPhenomⅡx6からの乗り換えには不適だったということで、2600Kで良かったと思う訳です。ただ、PhenomⅡx6では物理6コアということもありCPUに遊びが出来ていたというのも見逃せません。

 消費電力面ではマザーボードの問題もありますが、PhenomⅡx6の2.8GHz時とCorei7-2600Kの4GHz時が同じぐらいになっていました。そんでもってIvy Bridgeで改善されたとされるHTの有無による消費電力の差ですが、Sandyのお陰で4GHz時にHTのオンオフで30W近く差が生まれてしまって・・・という気持になります。

 ちなみに、2600でも4GHz近くまでオーバークロック出来るのに、2600Kで何故4GHzで使っているかといえばリテールクーラーでは無理だからです。OCも徐々にと言うことで4GHzで最初使っていた時には90度を超え直ぐにサーマルスロットリングが発動していしまいましたし・・・

 今は、同じ4GHzでもCPU電圧のオフセットを-0.12Vして、負荷時に1.152~1.160Vとすることでギリギリリテールクーラーでも90度には到達しますが、サーマルスロットリングを阻止出来ています・・・(アイドル時40度切るのに負荷掛けて直ぐに70度→80度→90度と・・・)

 そんな訳で、CPUクーラーを買わざるおえない状況になりました・・・

 流石にちょっとばっかしオカシイような気もしたので、ちょっとググってみると2700Kあたりでは、Ivy Bridgeと同様にグリス疑惑が挙がっているようです。我が家の2600Kも2700Kが登場した後のロットだと思われるのでその可能性があるかと・・・(この方のブログを見るとグリス疑惑が濃厚な気も)

 同じグリスならばIvy買えば良かったという気持ちも芽生え始めつつあったりしますが、それよりもリテールクーラークーラーの薄さ+ファンの最大回転の低さに衝撃を受けてしまいました(有り体に言えばクソな感じが、五月蝿くともまあまあ冷えるAMDの方がマシかとも思いますし、マザーボードの反りも・・・)

 ちなみにASRockのマザーボードなのでLGA775のクーラーが使えると期待しましたが、リテールに近いプッシュピンタイプだと底の形状がLGA1155で大きくなった分当たるようで上手く挿さらない・・・

LGA1156の時から言われていますがピンやっちゃったらと思うと怖いぐらいに密度がヤバイですね

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