2012年3月8日木曜日

Ivy Bridge(i7-3770K)HD4000のベンチがAnandTechにて

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 GPUのHD4000(i7-3770K)でA8-3870K(HD6550D)には全敗のようです。しかしながら、A8-3870Kとi7-2600K(HD3000)の間ぐらいの性能があるようなのでGPUが要らなくなる人も大勢いそうです。

 CineBenchやx264などはi7-2600Kから10%程度の伸びがあり、LGA2011の4コアをスコアで越したりしてます。ここらへんは、Sandyが登場した時のLGA1366の4コアの時のようでちょっと哀愁を感じたり?(メモリやPCI-Eで選択しているのでしょうから気にしないとは思いますが)

 消費電力面ではロード時でCorei5 2500Kちょい下程度で、アイドル時はSandy Bridgeとあまり変わりません・・・ロード時で言えばSandyにしろIvyにしろ低電圧化マージンなども含め定格以外では未知数でしょうしから何とも言えませんが。(Sandyではある程度低電圧化の情報があったりしますけど)

 アイドル時の消費電力の低下はデスクトップ向けだと恩恵は無さそうですが、ある意味当たり前の所があって、我が家のA4-3300でアイドル時7W無いですし、GPU内蔵はしていませんがK8の64x2 4000+でも5W以下だったりします。(ノート用を考えれば当然だったりしますが)ということは仮に0Wになったとしても・・・てな感じです。そんな訳で、22nm化も3Dトランジスタもデスクトップ向けではアイドル時への恩恵は・・・?


 さて、AMD派の私としては見所はIvyのGPU性能が思ったほどでは無いなと思った次第で、32nmのTrinityでも上手くやっていけそう?なんて思いました。(ノート向けあたり)

 今回のベンチではDDR3-1600を使用しているようですし、Sandy Bridgeでさえ凄いメモリ帯域を出していましたし、Ivy Bridgeでは更に伸びDDR3-1600ぐらいならば使い切るぐらいにはなっているかと思います。かたや、LlanoのA8-3870KではK10系3GHzの4コアでメモコンが改良されているとは言えSandyと比べればメモリ帯域が・・・てな感じです。

 ということは、TrinityでBulldozer系のメモコン+改良(Piledriver)で帯域が伸びる事が確実視されている事を考えればGPU性能だけで見れば十分にIvyと戦えそうではあります。とは言ってもデスクトップ向けだとCPU性能に差が出すぎるのでやっぱりノート向けやスリムデスクトップ向けなどでの活躍を期待!といった感じでしょうかね。

 ただ、Ivy BridgeもDDR3-1866やDDR3-2133あたりでも帯域を使い切るぐらい性能を発揮したりしたら・・・とも。

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