NTT-Xで地デジとBSのチューナー(CSは無し)が9480円です。メーカーはIOデータで型番はHVTRP-BTL/32というUSB-HDD 320GBがセットになったモデルです。
はじめのうちは、今時チューナーを買うぐらいなら液晶テレビでもレコーダーでも買ったほうが・・・とも思いましたし、HDMIが付いていて液晶モニタと繋げることが出来るといっても音量の問題など面倒だし・・・USBのHDDが付くといっても320GBじゃ今の価格が高い状態じゃなかったら全然魅力が・・・と思っていたりしました。
しかし、冷静に考えると結構魅力があるのでは?とも思えてきました。理由を複数挙げると、今時だと微妙な容量である320GBのHDDもそれ単体で考えればタイ洪水前でも3000円~4000円はしますし、今だと5000円程度します。しかも、2.5インチタイプなのでパソコンの周辺機器としても便利に使えそうです。(バラで使うとすれば)
次に、先程のHDDを価格面で引き算をするとチューナーの価格が5000円~6000円となるかと思います。今だとチューナーに5000円払うのは馬鹿らしいと思うこともあるかもしれませんが、安値付近の4000円~ぐらいのチューナーがコンポジットだけの出力しかないのと比べれば、BSやHDMI・D端子に対応しているというのはお買い得だと言えそうです。
加えて言えば、新品なので赤のB-CASカードが5000円程度のチューナーに内包されるとなれば、中古レコーダーやテレビを買って、B-CASの再発行よりも人によってはお得と捉えられそうです。
ここでこの商品、地デジ非対応のテレビを持った人向けの商品でありそうで、実は地デジ対応の液晶テレビなどを持った人向けの商品なのでは無いか?とも思えなくも無い気がします。
地デジ対応テレビでも最近になって簡易で録画出来るモデルが増えてきました。逆に言えば最近までは下位の機種などは録画出来なかったわけで、見て消しぐらいでレコーダーを買う程でもないけどテレビで録画出来るモデルが欲しいといった層の人には、今あるテレビに足してチューナーが増える(裏録が出来る)といったメリットがあるかと思います。
そういった点を考えると結構魅力的な商品であったりしますが、実際に買うとかの話になると、録画&再生の性能(操作性)やアンテナ入力はあるけど(当たり前)出力が無いので液晶テレビなどと繋げる場合、分配器や配線周りで追加のお金が・・・など単純にお買い得や便利と言い切れそうにないあたり、この商品が話題になっていない理由かもしれません。
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