2012年3月9日金曜日

AMD E-450にパワーアップしたIdeaPad S205が登場

 なんて・・・すっかりネットブック枠になってしまったように思うAMDのBrazosプラットフォームですが、AMD E-350搭載のIdeaPad S205で言えば最後の頃は2.5万程度で売られていた気がします。

 変わった点で言えばE-350(1.6GHz)がE-450(1.65GHz)に変わったぐらいで(GPUクロックも多少・・・)全然付加価値になっていない感じです。加えて言えば、一年の月日で陳腐化が・・・

 そんな訳で、現在無線マウスが付いてNTT-Xで30800円で売られていますが、魅力的には映らないかと思われます。とは言っても、最近入学など新生活相手なのか低価格帯の商品が全体的に高いような気がするので消去法では若干ありかもしれません?

 ただ個人的には、未だにメモリを2GBx1で売る姿勢が許せません。IdeaPad S205ではメモリの交換の面倒臭さでそれなりに敬遠されていたように思いますが、Brazosはシングルチャネルなので4GBx1で売りだせば性能面でマイナスになることも無いですし、多少価格が上がっても売れ行きが変わると思うのですが。

 そういった点では、Lenovo直販のThinPad X121eはメモリは4GBで31800円でと、裏蓋外せばHDDもメモリも簡単に交換できたり、ThinkPadという名前もあり、ある程度は作りがしっかりしていたりと。そんな訳で、似たような値段だったらThinPad X121eの方が・・・と思います。

 まあ、31800円のThinPad X121eだとCPUがAMD E-300(1.3GHz)で性能が低いと言われるE-350(1.6GHz)から更に20%以上低下しますが・・・(Atomよりは上ですけど)

 その他の結構大きなポイントとしては、どちらにしても3セルバッテリーなのでモバイルとしては敬遠する人も結構いそうです。6セルバッテリーを追加で買うぐらいなら別のマシンを探したほうが・・・ともなりますし。個人的にはLenovo直販(Amazon・楽天)に頼んで納期3週間とかちょっと・・・って気もするので全体的にBTO系が苦手だったりします。


 今回、何が言いたいかと言えば、BrazosはBrazos2.0にマイナーアップデートするようですが、2012年にもなってTSMCの40nmのままでやっていくのは厳しいのでは・・・と。Atomの32nm相手ならば何とかなりそうですが、TrinityのTDP 17WでもLlanoの廃品利用でもいいのでボトムラインの底上げを願望します。

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