今日は皆既月食だったようで夜空を見あげれば、オリオン座の近くにあった月は徐々に陰り始めて行きました。雲も我が地域では無く綺麗に見ることができ、いい思い出になったかもしれません。まあ、寒くてチョットしか見てませんけど。
さて、記念に写真でも撮っておくかと撮影してみれば、前に試した時にある程度経験していましたが、なんとか月は撮れるぐらいで星は無理な感じになりデジカメに限界を感じたりしました。(マニュアルモードにしてAFを切ってフォーカスを∞に設定しないといけないというのは今日気づきましたが・・)
デジカメ(コンデジ)で、月の撮影をしてみて思ったことは、光学ズームの倍率の限界、古さ故のISO感度の低さの限界(シャッター速度を長くすれば解決できそうではありますが、手持ちでは腕が震えて手ぶれに対応出来ません)
その中でも一番感じた問題点は、光学ズームです。私の使っている機種はPowerShotA710ISで、単三電池が使えて710万画素と画素が高すぎず(画素とCCDの面積の比率を考えて)、一般的な低価格機の3倍ズームより上の6倍ズームとそれなりに気に入ったので去年だかに中古で買ったりしました物です。
光学6倍ズームですが、月を撮る場合全然足りません。画素数が710万の機種なので最大で3072x2304の解像度になりますが、こちらは充分だと思います。しかしながら、今回月を撮影して無駄な周りを切り取った状態(クリッピング)にすると800x600を下回ります。
全体だとこんな感じになります。(3072x2304→600x450無加工)
そんな訳で、綺麗に撮れたと思われるのは殆どありませんが、クリッピングだけした画像を2枚ほど
上の画像が欠けていく月の状態と、下の画像が完全に月が欠けた状態でISO感度を上げてシャッター速度を遅くした画像です。
今日の感想としては、デジカメで撮った月が白っぽかったりしても実際には黄色くなっていたと思いますし、周りの星々も綺麗に見ることが出来たということで、目で見たという点では満足できた皆既月食でしたが、私の持っているデジカメでの月の撮影については思い出の保存ということにはなりそうもないと悟った感じでした。
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