我が家で最新世代のCPUであるA4-3300の消費電力を測ってみました。後からAthlon64x2を測りましたが流石にGPUなども内蔵したということで32nm世代とはいえ、そこまで省エネ!って感じにはなっていないかもしれません?定格の2.5GHzの低電圧化でも測りたかったのですがACアダプタの容量問題で起動できませんでしたので(略)
CPU A4-3400
M/B A55 Pro3
MEM DDR3-1600 4GBx2(メモリの消費電力は含まれません)
・ACアダプタ 1.4~1.5W
・電源OFF 1.8~2.0W
画面解像度 1920x1080(1280x720)
・アイドル時 6.3~6.5W(6.2~6.4W)
2.0GHz 0.975V(CPU-Z 0.976V)
・prime95(smallFFTs) 20.8~21.0W
・ゆめりあベンチ 19.7~23.3W 1024x768最高 16235
1.6GHz 0.900V(CPU-Z 0.896V)
・prime95(smallFFTs) 14.7~14.9W
・ゆめりあベンチ 18.9~19.8W 1024x768最高 16162
・prime95(smallFFTs)+ゆめりあベンチ 26.0W
1.2GHz 0.850V(CPU-Z 0.848V)
・prime95(smallFFTs) 11.4~11.7W
・ゆめりあベンチ 18.6~18.9W 1024x768最高 16036
低電圧化は詰められていませんが、アイドル時の消費電力がCPU側とGPU側、他にメモコンなども含めのどこで6W程度喰っているのか分かりませんが、CPUやメモコンの可能性は低そうなので(Athlon64x2でたぶん5W切っているので)大部分はGPUだとします。
そう考えれば2GHz(1.0V)ぐらいまでは15Wぐらいで済むのでは無いかと思います。するとGPU側の消費電力が相対的に大きく感じてしまう次第です。A4-3300ではSP数は160で半殺しでは済みません、加えてクロックも低いです。それでもこれぐらい喰っていることに結構ショックを受けます。(パフォーマンスは良いような悪いような?)
BIOSではGPUと思われる電圧を下げられますが、消費電力に変化もありませんし本当に変わっているのか不明です。下げすぎるとブラックアウトはするのですがGPU関係でのフリーズなのかはわかりませんし、取り敢えず443MHzで負荷時1.15Vというのが原因だとは思うのですが・・・(それじゃなかったらGF 32nmとRadeonの相性が・・・となるかと)
現状我が家の個体では、A4-3300というので2.5GHzですら1.1Vを要求してきてワットパフォーマンスも悪化しかけている訳で、Bulldozerに関してAMDが32nmが悪いと言っているのもあながち間違いでは無いかもしれません。(本当ならA8なども45nm世代のAthlonⅡx4並のクロックを計画していたのでは?なんて思ってしまいます。)
その他、前に報告しましたが2.5インチHDDと組み合わせて全体で33W~ぐらいになります。CPUとGPUとメモコンで6W程度と考えると、電源の効率もありますがマザーボードの消費電力というのが大きな問題となっているのでは無いかと思います。
A55 Pro3でいえばATXやSATA3チップやUSB3.0チップという問題に加えて、ASRock製というのも影響しているかもしれません。基本MSIあたりが省エネマザーボードが多い印象を受けますし、Mini-ITXの比較ですがASUSとASRockで10W差があったりしますし、マザーボード選びというのは重要かもしれません。(Sandy Bridgeマザーボードは比較的安定して低消費電力マザーが多い印象ですが)
今回の結果ですが、見方によっては1.6GHzぐらいならば低価格帯のモバイルノート用CPUになるのでは?などとも思います。そこら辺期待したいのですが・・・
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