2011年12月26日月曜日

Atom D2700搭載のMini-ITXマザーボードが登場

 先週のAKIBA PC Hotline2)によるとオリオスペックでAtom D2700搭載のMini-ITXマザーボードが発売されたようです。AtomマザーボードではIONチップセットモデルなどを除くと初のデジタル出力(HDMI)付きな気がしますし、PCIにデュアルLANなど中々通好みに仕上がっているように思います。(SATA2本ですが・・・)

 個人的には32nmのAtomに対し期待をよせていた訳ではありませんので、こういった方向性で良い意味で期待を裏切ってくれたのは嬉しく思います。他のモデルの存在は知りませんが、Atomはこういった方向性で行くのでしょうかね?

 さて、今回のJetway NC9KDL-2700ですが、個人的には魅力的には見えますが、如何せん値段が高い気もしなくもないです。もちろんデュアルLANやノート用のSO-DIMMを採用したりなど高くなる要素があったりしますが、ここら辺かなりニッチな商品のように思ってしまいます。

 他に思うところとしては、このマザーボードは結構消費電力が低そうであるところが実際にどうかなどが気になったりします。ただ、この手の場合Atomが32nmになったからといって負荷時はともかく45nmのAtomでも充分に消費電力は低く、マザーボードの設計などの影響の方が大きいと思われるので・・・と思う訳です。

 結局一般人には、AMD E-350などのマザーボードの方が役に立つでしょうし、Sandy BridgeとMini-ITXマザーボードの方がもっと良いでしょうし、Atomクラスの省エネコンパクト重視ともなれば多少高くても12VのDC入力(ACアダプタ)の方向の方が喜ばれそうではあります。

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