2011年8月12日金曜日

100均のLED懐中電灯を単三電池1本で動かすとかなり良い

 前回の続きですが、単一電池2本で約12時間(10時間かも)ぐらいしか持たなくて、単三電池にスペーサーだと4~5時間しか持たない100均の懐中電灯ですが、単三電池1本で動かしたところ24時間は余裕な感じでした。

 もちろん明るさはかなり落ちますが、冷静に考えてみると個人的な感覚ではありますが、明るすぎるものが普通のレベルの明るさで使えるようになったように感じています。

 LEDが3つで単一電池2本で10時間クラスというのは、かなりのオーバードライブであると思います。これらについて細かい事は無視して計算すると

 LEDの定格?電流は10mA(3.6V)x3個
 3.6Vx0.01A=0.036Wx3≒0.1W

 電池(今回はニッケル水素電池2300mAh←古いので適当に2000mAhと仮定)
 1.2Vx2Ah=2.4Wh

 2.4Whで0.1Wを駆動すると24時間

 こう考えれば、標準的な明るさで光らせている事になると思います。

 実際には20時間ぐらいで暗くなり出しました。そうすると原因は電池の容量不足からの電圧低下になると思いますが、ここで初期よりも昇圧回路の駆動範囲を割り込み出しているので電圧低下から電流量が減り消費電力も減り、電池は更に長持ちといった流れだと思われます。(24時間以上使えたのは)

 ぐだぐだ書きましたが、言いたかった事は100均(Seriaやシルク)に売っている懐中電灯は電池1本で動かすとバランス良くなります。

 電池1本で(単三電池にスペーサー)だとかなり軽量になりますし、電池の消費も減りますし単一電池用の設計なのでグリップも持ちやすいですし、防災グッツとしてはかなり良い部類だと思います。

 前に昇圧回路のUSB充電BOXを利用し、5Vを作りそこからから光るLEDライトを自作しましたが、5Vから3.6V付近に電圧を落とすために抵抗を噛ます必要があり、そこで抵抗自体の消費電力が無駄になることに抵抗を覚えましたが、これだとそんなこともなく良い感じです。(分解していないので内部がどうなっているか分かりませんが・・・)

 


左が電池2本で右が電池1本

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