2011年10月18日火曜日

Bulldozer(FX-6100・FX-4100)が10月23日発売

 4gamerによると発売が延期していたBulldozerがついに発売するようです。FX-8150とFX-8120はまだ未定のようですが、6コアと4コアがそれぞれ14980円と9980円で・・・6コアがAMDの4コア相当で4コアが3コア相当と言え無くもない感じなので・・・

 FX-4100を定格で使うとA8-3850並だったりA6-3650並だったりすることがベンチマーク的にはあるようです。普通にA6-3650やA8-3850の方がGPUが内蔵されているし値段もほとんど同じだし・・・ってなるかと。

 FX-6100もコメントに困る商品ですよね。値段も微妙に高いですし、物理コアが性能低くても多い用途のサーバーなどには・・・良いかもしれません・・・PhenomⅡx6を買うか・・・

 来年にIvy Bridgeが出るようですが、このままだとAMDが消滅してしまうかもしれませんね。ただ、個人的なBulldozerの感想ですが、結構悪くない気もするのです。もちろん、現状のGF 32nmの状態でも微妙ですし、8コアというのも微妙な気もします。

 Bulldozerのダイを見てみるとコア部分(ユニット)は小さくなっています。HTなどのBusなどの関係で大きさもサーバー用ではこの程度必要なんでしょう。しかし、せっかくBulldozerは効率を考えて小さくしたコアなのに面積でL2キャッシュやL3キャッシュが占める量が多すぎるような気もします。効率よく(小さく)したのならば数(コア)を詰め込むというのが基本なのでは無いでしょうか?

 実際には、クロスバーがうんたらかんたらでインテルのようにリングバスにしないとスペース的に無理かもしれませんが。(ココら辺はよく分かってません)

 そんな訳で?来年のLlanoの後継であるTrinityには若干期待しています。Llanoの後継であるTrinityは、CPUのコアがK10.5系からBulldozerの次期コア(Piledriver)なので性能は・・・という意見も多そうなのですが、個人的に考えられるメリットを挙げたいと思います。

 まず、Bulldozerコアではメモコンが結構改良されています。するとGPUのコアやクロック以上にGPUの性能向上が期待できるかと思います。(現状のA8-3850やA6-3650ですらGPUコアやクロックに対してメモリ速度が不足しているので。ただ、BulldozerのメモコンでもSandyより劣っているみたいですが・・・)

 次に、Bulldozerのユニット自体は結構小さくまとまっているので、L2やL3キャッシュを減らしてGPUを詰め込めば、モジュールを複数詰め込める事が可能なはずで2モジュールで4コア、3モジュールで6コア(ただし低性能)とサイズ的には十分可能かと。(現状予定されている2モジュール4コアでは足りない気が・・・)

 そこら辺シングルスレッドを減らすという方向に進んだのならば、コア数という物量作戦に出てこそだと思うので物理コアを増やす方向で何とかAMDには生き残って欲しいものです。

2 件のコメント:

  1. 全く新しい設計のCPUだし
    じっくり様子見するのがいいと思うんです

    某巨大掲示板で散々に言われるほどひどいものでもないんじゃ?ないかな?

    まあ今965BEなんで今回は見送りすると思いますけども

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  2. コメントありがとうございます。

    新アーキに加えて32nmも始まったばかりなので、じっくり様子見したいと思います。

    思えば、ただの傍観者でしかない私が一喜一憂するのもおかしな話なのですが。

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