エルミタのZ77マザーボード検証のページ(GA-Z77X-UD5H)にて、エンジニアリングサンプルのCorei7 3770Kを使用したベンチマークが公開されていました。オーバークロック面での消費電力の増加傾向など大変参考になるかもしれません?(マザボ付属のソフトのプリセットなので電圧などを詰めればさらに?)
定格時では、CPU負荷時(CINEBENCH)で消費電力はi7 2600Kに比べ17.4W低いようで、性能も8~10%程度高くなっておりSandy Bridgeから確実な進歩が見られるかと思います。CPUだけでみると大体50W程度でこの性能を発揮するというのは中々驚異的な気もします。(ただ全体で見ると定格運用&Sandyの人は買い換えるレベルと言えるのかどうか)
その他、肝心のオーバークロックについては若干不安なような?気もします。マザボ付属のOCソフトで今回の場合4.68GHzでベンチがコケるみたいです・・・見た感じでは4.68GHzでも1.068Vと4GHz程度の時と大して変わらない低い電圧が原因の可能性が高そうであるので電圧を盛ればもっと廻りそうではあります。
ただ、この電圧1.068V時の4.43GHzでのCPU負荷時の消費電力が100W近いというのは問題かもしれません。CPU部で考えればそれでもTDP95Wクラスとも言えそうなので低い感じもしますが、定格時3.5GHzから4.43GHzにすると電圧マージンがそれほど無くとも消費電力が倍になると・・・
22nmで3Dトランジスタを採用したお陰で耐電圧も向上しているようなので?電圧を盛ればまだまだ廻りそうな可能性はまだ残っていますが、消費電力面でもどんどん増大しそうな雰囲気を感じたベンチマーク結果でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿