という訳で、今回紹介したい商品はデスクトップ用Llanoを採用した29800円のデスクトップです。GatewayのSX2370-A22Dというマシンで上記のeMachinesとの会社的な違いはありません。(実質Acerなので)
性能面ですが上記のeMachinesのモデルよりもCPU性能が低いです。しかしながら、総合的に考えれば圧倒的と言わないまでもこちらの方が良いかと思われます。まず、GPU性能がオンボードの中では比較的マシでこの手のロープロファイルで増設するGPUの代表格であるHD5450・HD6450・GT520と遜色無いのでGPUも性能が低いとはいえコストや排熱も含め良いと思います。
加えて上記のeMachinesでは映像のデジタル出力がありませんでしたが、こちらはHDMI端子が付いています。(HDMI+VGA)その他、A75チップセットということで標準でUSB3.0が2個、SATA3.0にも対応していますし、メモリスロットも4本あるようです。
消費電力でもアイドル時は30~40Wで収まっているでしょうしCPUの性能にこだわらず3万以下のデスクトップならばNo1と言えるかもしれません。ぶっちゃけ、+2000~5000円でCorei3機などがあったりもして見劣りする気もしますが、安さが正義という用途などで活躍してくれると思います。
個人的に一番のこのマシンのうまいところというか、デスクトップ向けLlanoの良いところだと今回思えた所ですが、ゲームがしたいなどと思いグラボ増設したいとなる人が一定数いるように思います。そうした場合3000円程度のロープロファイルの低性能GPUか、ある程度割高感のある6000円~9000円程度の中級のロープロファイルGPUを買うはめになるかと。
するとどうでしょう、仮にA8-3870KやA6-3670Kを1万~1.3万でちょっと高いとはいえ買って交換するとします。狭いケース内の排熱やGPUのファン(小型で高回転なファンで煩いものが多い)などの問題もクリアしやすく、性能もそれなりというか小型PCでは結構上の性能が出ますし、CPUが2コア→4コアで3GHz近いクロックになります。(一気にCPUとGPUがパワーアップでき、バランスも結構良い感じに?)
そんな訳で色々褒めてきましたが、このマシン安いですがまあコストパフォーマンスはそこまで良いとは思いません。しかしながら、3万以下で欲しい、将来的にゲームもしたいみたいな考えを持てば現段階では良い選択肢の一つになるかと思います。
価格:29,800円 |
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