2012年1月14日土曜日

LED電球の消費電力(LDA6N-H)

 パナソニックのLED電球の消費電力を測定しました。それなりに興味深い感じになったように思います。

・LDA6N-H 定格消費電力 6.0W

・実消費電力 5.2W~5.7W(冬)

 さて、最初点けた時5.2Wというカタログ値に比べ消費電力の低さに感心しましたが、点けていると5.3W、5.4W・・5.7Wとゆっくりと上昇していき、大体5.7Wで止まります。多分ではありますが、熱によるものだと思われ、この時LED電球の側面部がだいぶ暖かくなっています。

 この熱は内部の回路(電源ユニット)が自身で発生した熱により変換効率が落ちていると考えるよりは、LEDが熱によりどんどん抵抗値が下がり消費電力が増す、という半導体の特性が出たと考えるほうが自然かと思います。(面倒なのでやりませんが、実際に冷やしてみて測定でもすれば良いのでしょうけどね)

 ということで、点け始めだけで測定すると結構な誤差(1W以下ですが10%程度の差とも)が出るようですし、私もデータも含めネット上でのデータを鵜呑みには出来にくいとLED電球では言えるかもしれません。

 あまり関係ありませんが、蛍光灯などに付いている5Wの常夜灯を考えるとLED電球がもてはやされるのも分かる気もします。ちなみに5Wの常夜灯をワットモニターで測定した所4W~6Wぐらいまで物によっての品質のバラツキが結構あったりしまして、家にあった中に1つだけとてつもなく明るく10W以上の物があったりしました。(切れてしましましたが)

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