リーマンショックのあたりまでは、NANDフラッシュの価格下落は凄まじい物がありました。プロセスルールもDRAMなどと違い一気に飛ばしていったので高容量化と低価格化が凄かったように記憶しています。その頃はSSDも普及するみたいなことも言われていたみたいでしたが、最近では微細化も進みが遅くなり(一気に最新世代まで来たため)価格も下げ止まり普及するほどではありませんでしたね。
その他、微細化による信頼性の低下やマルチセルによる速度低下や書き込み回数の低下などコスト的な問題が残り、やっぱりHDDの代替には成り得ませんでした。
あの当時、SSDの低価格化が進み普及するとか言っていた人にすっかり騙されたように思います。(少し懐疑的ではありましたが)当時としては一般人には大容量のHDDなんていらないから、ある程度の容量で低価格になれば殆どがSSDになり、大容量を必要とする一部の人だけがHDDになると言われたように思いましたが・・・(実際に160GBで3000円ぐらいになればHDDは、ほぼ無くなるとは思いますが)
本題としてはリーマンショックのあと値上がりに転じたNANDメモリー系など(SDカードやUSBメモリなど)、最近になって当時の水準に戻ってきたなとは思っていたのですが、見ないうちにそれよりも下回るようにはなっていたのですね。SDカードなども4GBで500円割り込むぐらいになっていますし(私の記憶では650円ぐらいが当時の底値だったように思います)
ただ、今のNAND系のメモリーは当時のものに比べ微細化とマルチセル(MLC)などによっての速度低下と書き換え回数の低下など、同じ容量同じ価格でも昔のものに比べ買いたい気持ちはあまりありませんが・・・(ちゃんと昔の物より速い物もたくさんあるでしょうが)
sofmap ピコドライブ・N GH-UFD8GN(USBメモリ/8GB) 880円(2011/06/04)
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