今、盛んに節電節電と言われていますが、環境面などを考慮に入れなければピーク時に電力が足りなくならないようにすれば解決出来る問題と前々から言われていたと思います。
特に、節電の観点からLED電球など消費電力の低い照明に家庭がしたところで、ピーク時の日中には関係ないと思われます。家庭での消費電力の低下は電気代の低下や火力発電の燃料への負担を減らせたりと良いことではあると思いますが・・・(LED電球の製造が環境に優しいかは(略))
ピークを減らす観点で言えば、ピークシフトという考え方がよく言われています。ノートパソコンなどではバッテリーをピークの時間帯以外で充電しておきピーク時にバッテリー駆動にするといった方法です。また、最近では東芝がバッテリー内蔵のTVを発表したりとこのピークシフトは現実路線での電力不足対策であると思います。
このピークシフトの考え方は結構盛んなようですが、このところの猛暑に対する熱中症対策などエアコン(冷房)の重要性がいわれている割に、このピークシフトの考え方が使われないことに対して若干の疑問が感じられます。
よくエアコンの温度を上げたりして節電節電となっていますが、逆の考えでピーク時になるまでにエアコンで室内を出来るだけ冷やしておき、ピーク時と思われる1時~3時ぐらいにはエアコンで室内を28度などにするといったことをせずに切るぐらいの思い切ったことをすれば解決出来るのでは?と思ってしまったわけです。(もちろん、気密性や断熱性が大事だと思われますが)
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