2011年4月29日金曜日

断線をしないイヤホンがなぜ無いのか調べてみた

 イヤホンが結構片方だけ断線したりすることが多いので、ハンダ付けで直そうとしたことがあるのですが、内部には細いエナメル線が大量に入っており、ハンダ付けすら難しい上に切れやすく結局新しいものを買ってしまうことが結構ありました。

 そこで、ある程度太い銅線でイヤホンを作れば余程のことが無ければ切れないだろうと思い、そういうイヤホンを探してみたのですがありませんでした。それを調べている過程でイヤホンなどに使われる線の名前を知りました。(かなりの初歩な気がしますが)リッツ線と呼ばれる線でちゃんと細い上に一本ではない理由がwikiや他のサイトに書いてありました。

 それによると、周波数が高くなると電線の表面にばかり電流が流れ損失が大きくなるようです。表面ばかりにしか流れないのならば体積を減らし(径を細く)そして、本数を増やすことによって表面積を増やし、それにより同じ体積における表面積が増えるので電流がしっかり流れ品質が保たれるということみたいです。(要約の過程で認識が間違ってる可能性がありそうですので注意)

正しい知識を得たい場合はリッツ線と表皮効果で調べてください。
(他に近接効果なるものもあるみたいです)

 つまり、音をしっかり出すにはリッツ線は必要不可欠であるという認識で間違っていないような気がします。ですので、イヤホンなどで内部の線は細く断線しやすいということに納得しました。

 ですが、それは音質を気にする場合の話だと思うわけで、100均などにある一部のクソみたいなイヤホン(音質なんてくそくらえみたいな)ものでは元から高音なんて出ないのでリッツ線を使う理由にはならないと思うのです。(大量生産でコストが安いのでしょうが)

 そこで私はリッツ線ではなく普通のエナメル線(銅線)でイヤホンを接続して音質がどれほど悪くなるのか試してみたくなりました。これで劣化が許容範囲内ならば非常に断線しにくいイヤホンの完成です。思い立ったが吉日と思い即実行しようと思いましたが、これには3つの低いハードルがあります。

・分解するためのイヤホンが無い
・エナメル線が無い
・ハンダ付けの技術力が無い

 これらを総合して微妙に足踏みしておりますが、どうにも試してみたいと思い決意表明みたいなことをしておきたいと思いました。

 追記
適当に作ってみました。

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